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2007年6月

次のカップめんを考える(1)

前回、日清が発売した「Chin」は売れないだろうなんて
ことを書かせていただきました。

しかし、当ブログの目的は批判ではなく「提言」にあるので
ちょっとだけこの市場を調べて、提言案を考えてみようと思います。

日本国内の即席めん市場は規模4400億円、成長率は0.3%で典型的な
成熟市場です。
つまり、大した成長は期待できないわけですね。

業界トップは、カップヌードル、どん兵、UFOなどのロングセラーブランドをもつ
日清食品で国内シェアは40%でダントツの1位。
最近、チャルメラや一平ちゃんの明星食品を子会社にして
合計シェアは50%を超えちゃいます。
2位のマルちゃんの東洋水産が20%なので、日清食品は断トツの
リーダー企業です。

リーダーの戦略セオリーとして市場拡大という考え方があります。
50%のシェアがあるような企業がさらに商売を広げるには
市場自体を拡大しようという考え方です。

 

市場を拡大するには、単純に今まで買ってなかった人たちに
買ってもらえばいいわけですよね。

じゃー女性に売ればいいのかと考えると、そーでもないようです。

購入者の性別や年齢を見てみると、以外に男女差がないことが分かります。
(出典:ネットリサーチ ディムスドライフ公開資料)

アンケートで週1回以上食べると答え数字は

男性
10代 41%
20代 43%
30代 42%
40代 40%
50代 39%
60代 36%

女性
10代 25%
20代 37%
30代 34%
40代 34%
50代 28%
60代 22%

性別よりは、年代によってだんだん購入頻度が下がっていくようです。

仮説としては、高齢者になるほど健康に気を使うため
いかにも健康にわるそうな、カップ麺はさけるんでしょうね。

しかし、高齢者向けの食事宅配サービスなどが伸びているように
お年寄りには毎日のかいものはけっこー大変だったりします。
そういう意味でカップめん業界がこの分野に挑戦するのは社会的な意義も感じますよね。

次回は具体的な商品の提案をしたいと思います。

・今日の出典

ディムスドライフ カップ麺市場調査
http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2005/050322/index.html

JMR生活総合研究所 日清食品 対 東洋水産
http://www.jmrlsi.co.jp/menu/case/2007/economist07_ndl.html

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何かがおかしい!? レンジのカップヌードル

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■今日の自腹額 CHIN五目焼きそば 280円だったかな

カップヌードルの日清から出た「CHIN」を買いました。
今のところ、ampmあたりでしか見かけないので
テストマーケティング中なのかもしれないですね。

味は、生麺タイプなので、カップヌードルとコンビニの焼きそばの
中間ぐらいでしょうか?

で、僕はこの商品、売れる可能性は低いと直感的に思いました。

■今日のポイント

ジャンク感が成功要因

直感的に売れないと思った要因を、マーケティングらしく
ロジカルに考えてみます。

カップラーメンなどの即席麺をコトラーの製品特性構造で考えてみます。
カップ食品の本質的なベネフィットである“中核”は「お腹が満たされる」
次に、それを支える“基本”は「栄養」「スピード」「保存性」「味」など
でしょうか。
三層目の付属は情緒的なベネフィットなので
「ジャンクフードの美味しさ」だと考えています。

コンビニなどの麺類が充実しているいま、
カップ麺がいまだに売れている理由はこの
「ジャンクフードの美味しさ」に支えられていると思うんですよね。

その点「CHIN」はジャンクフードとも言い切れないので
かなり中途半端です。

値段的に競合になる、コンビニの麺類に対して勝っている点は、
保存性ですが決定打になるとは考えずらいですね。。。。

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目に効くお茶が登場

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■今日の自腹額 アイティー=120円

今日コンビニに行ったら、アイティーというお茶がでていました。
パッケージにはパソコンや携帯などで疲れた人向けと書かれていて
今はやりの機能性飲料のようです。

特保ではないので、具体的な効能は書いていませんが
パッケージには赤い色素の健康茶で、それが疲れ目に効くということを
醸し出している感じです。

味はウーロン茶ベースで、ジャスミン茶っぽい感じですね。

いままで、疲れ目を効能にした機能性飲料はなかったので
なかなか新しい試みではあります。

■今日のポイント

いい物の基準は急に上がる

最近ブームの機能性飲料ですが、中心は特保ですよね。
薬事法の関係で、臨床データを使った具体的な訴求ができる点が
受けているんでしょう。

機能性飲料の黎明期にヒットした「DAKARA」の時代には
あまり、はっきりした効能を広告ではいえず、
その後にヒットした「アミノ酸系」でもかなりあいまいに
醸し出すていどの訴求しかできませんでした。

でも、特保の登場で一気にそれが変わり、いまがまさに転換点だと思います。
機能性飲料は特保じゃないともう厳しいと考えています。

だから、この「アイティー」というお茶も結構厳しい船出だと
予想しているんですが、、、


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マッスルミュージカル見ました。

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■今日の自腹額 マッスルミュージカル 7500円

少し前ですが、マッスルミュージカルを見てきました。
以前から横浜で開催されていたものが、渋谷に引っ越してきたようです。

料金も7500円とそこそこ高く、年間300公演を予定していることから
なかなか、いいビジネスになるんでしょうね。

ところで、さしたる期待もせずに見に行ったのですが
エンターテインメントとしての完成度が高く、意外によかったです。

ダンスや、体操など個別にみると大したことのないものが
超人的な身体能力と結びつくことで、いままでに見たことにないスペクタクルに
なってるのに感心しました。

さすがに2001年から続いていて、さらに海外講演もしているだけはありますね。

ところで、マッスルミュージカルのコンセプトは

もともと、アスリートたちがもっていた技や身体能力を生かし
それにショー的な要素を加えることで、
エンターテインメントへ昇華させるということでしょう。

それと同じようなことが、もっとほかの分野でもできると面白いですね。

例えばアートの分野でも、チェンソーを使った彫刻なんてものや
巨大な紙に巨大な筆で山水画を書くなんてものがあります。

そういうダイナミックアートが集まって講演するなってのは面白そうですね。


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ガムの盛り上がりと習慣化

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■今日の自腹額 キシリトールガムボトル 800円

キシリトール入りガムのボトル缶タイプ。
いまでは、当り前のように買っていますが、ちょっと前は存在しませんでしたよね。

キシリトールガムが登場してから、チューイングガムの市場はどうなっているのか
ちょっと調べてみました。

チューイングガム市場は、2005年で1524億円(出典:富士経済)。
そのうちキシリトールなどの入った機能性ガムは80%を占め
1200億円あまりと言われています。
2003年の市場規模が614億円だったことを考えると、なかなかの成長市場ですよね。

それには、虫歯予防という機能性をうまく販売につなげるための
“ターニングポイント”があります。


■今日のポイント

習慣にすると普及する

キシリトールガムの登場は確かに、
停滞していたチューイングガム市場を盛り上げました。
しかし、3年前とくらべて市場規模が倍になっているのは

ボトル缶タイプによって、生活習慣に入り込んだことがキーポイントになっていますね。

10個前後が入ってばらで売られているタイプだけだと、
買いに行く手間があるため、なかなか「習慣化」までは難しいでしょう。

そこで、大量のガムをボトルで売るという発想で
食後にキシリトールガムをかむ習慣を家庭に普及させることに成功したわけです。

■今日の提言

毎日届く、ヤクルト戦法。

体脂肪を下げるお茶やコーヒーなど、最近は機能性食品が
増えていますよね。
でも、ヘルシアなどを毎回忘れずに買うのはちょっと大変です。

だから、ビールのパッケージのように6本や12本入りを売ることができれば、
もっと生活習慣に入り込めるのではないでしょうか。

牛乳やヤクルトのように毎日届けるなんて方法も有効だと考えます。
朝起きると黒烏龍茶なんかが毎日届いている
なんだか、体重が減りそうな気がしません?

・今日の出典

オーラルケア市場データ(富士経済)www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/041006_04061.pdf

住友商事広報発表
http://www.kanebo.co.jp/release/files/050829_61/contents/050707.pdf

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キュウリ味のペプシの狙いは?

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本日の自腹額 ペプシ アイスキューカンバー=150

 

話題のキュウリ味のペプシ「アイスキューカンバー」を早速飲んでみました。

感想としては、空けた瞬間はキュウリの香りがしますが、
飲んだ感じはメロンソーダーとそっくりですね。

好き嫌いはあると思うのですが、

商品単体で大きな市場を築けるパワーはなさそうです。

 

では、この商品を発売したサントーリーの狙いはなんなのでしょうか?
勝手に推測してみました。

 

■今日のポイント

 

共食いを防ぎつつ、シェアップを狙うブランド拡張戦略

 
日経POSデータによると2006年度の炭酸飲料のシェアは

 

1位 コカコーラ27.6% (コカコーラ)

2位 三矢14.9% (アサヒ)

3位 ファンタ12.5% (コカコーラ)

4位 ペプシ9.4 (サントリー)

5位 CCレモン8.4% (サントリー)

その他 27.3

 

上位にあるのは大昔からのブランドばかりで、新しい商品はヒットしづらい

市場なんでしょうね。

 
そんな状態でサントリーがシェアを増やそうとすると、
いま売れている商品のラインナップを増やすのが近道でしょう。

 
でも、CCレモン・オレンジやCCレモン・アップルなんて出せないでしょうから
ペプシのラインでのブランドエクステンションに向かうのが自然です。

 しかし、ここで注意しなくてはいけないのが、マーケティング用語でカニバリと
呼ばれる、同じメーカー内での共食いです。

 ペプシが「ペプシレモン」や「ペプシオレンジ」を出すと、CCレモンとの共食いが
起きることが考えられますし“ファンタと何が違うの?”という感じもします。

 
ライバルの三ツ矢は梅風味なんて物を発売していますから、
ペプシはもっと変わったもの、そうだキュウリだということになったのでは?

 というのは考えすぎでしょうかね。


本日の出典

日経POSデータ「清涼飲料」
www.nikkei-r.co.jp/nkr_report/0602/07Posdata.pdf

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大人のミスタードーナッツもいいかも

070504191054 ■本日の自腹額 コーヒー×1 ドーナッツ×2=800円ぐらい

少し前にオープンした、ミスタードーナッツの高級版「アンドナンド」にいってきました。
場所は駅からちょっと離れた渋谷公会堂のすぐ近くです。

ミスタードーナッツって都心部ではあまり見かけないですよね
店舗が郊外の駅前にあり、学生や主婦が主なターゲットで
ドーナッツ単価も100円ぐらいだったと思います。
そういう学生市場ではそれなりの安定勢力なんでしょうが
人口減少などを考えると今後の成長は望めません。

そこで、クリスピードナッツなんかが進出している
ビジネスマン市場の存在に気がついたようですね。

実際に行ってみると、ゆったりとしてオシャレなテンポに、
ドーナッツやコーヒーのクオリティも高く
大人の要求水準はクリアしてると思いました。

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■今日のポイント

大人になって忘れたことも、きっかけがあれば思い出す。


例えば、大人向けの豪華ガンプラや学研大人の科学など
子供のころに夢中になったものがパワーアップして蘇ると
また、ヒットすることがありますよね。

ドーナッツも大人になると、食べなくなりますが。
機会がないだけで、突然嫌いなったわけじゃないと思うんですよ。

もちろん大人の味覚に合わせて、甘さや脂っこさを抑える必要はありますが
ある程度のニーズはあると考えます。

だから「大人のミスタードーナッツ」、なかなか有望な事業だと思いますよ。


プラモやドーナッツ以外でも、パワーアップして蘇ることでヒットする商品ってたくさんありそうです。

例えば、子供のころ夢中になった昆虫採集とかどうでしょう。
大人になって知識が増えたので、
勉強しながら季節の昆虫を採集し同時に運動にもなる。

学研あたりが出版事業でやるといいかもしれませんよ。

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・今日の出典

ビジネスメディア
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0704/20/news100.html

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ベジタリアン食材っておいしそう

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■今日の自腹額 大豆ハム+大豆ベーコン+キャベツ餃子など=5,600円

菜食主義者の弟へ、ベジタリアン向け食材を買いました。
そこで、ベジタリアン通販サイトをみてみてビックリ!!

大豆で出来たハムやベーコン、ビーフやチキンのような触感のある食材や
無添加で植物素材のカップラーメンなど、
意外においしそうなものがてごろな価格で売っているではありませんか。

種類も豊富でレトルトカレーなんかの便利な加工食品や無添加の調味料なども
そろい、なかなか魅力的な商品群です。
しかし、ニッチな市場なのでビジネスを大きく広げるのは難しそうです。

■今日のポイント

業種業界を打ち破れ

ロングセラー商品のオロナミンCってありますよね。
大塚製薬では味をおいしくするため炭酸を入れました
すると、医薬部外品となり薬局には置けなくなってしまったのです。

そこで、スーパーなど薬局外に置いたところ大ヒット
業界を超えたロングセラーとなりました。
業種業界にかかわらず「ほかの業界で売ってみよう」という
発想が大切です。


■今日の提言

ダイエット、タンパク源として売り出そう。

メタボリックが流行語となり、体脂肪を減らす飲み物が
各メーカーから出る世の中です。

ベジタリアン向けの商品として売られている
大豆ハムやベーコンなどは、当然動物性蛋白質よりも低カロリーとなります。

そこで、ダイエットやメタボリック対策商品として、健康食品業界に
売り出すというのはどうでしょう。

ベジタリアン商品がここまで進歩しているのは、みんな知らないと思うので
話題性も十分でしょう。


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出た!ガリガリ君入浴剤?

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■今日の自腹額 ガリガリ君入浴剤=210円

写真でみると分かりずらいのですが、
これアイスじゃなくて、なんと入浴剤なんですよ。

しかも、発売しているのがアイスの販売元「赤城乳業」じゃなくて
おもちゃメーカーのバンダイなんですよね。
バンダイでは入浴剤以外にも、カキ氷機なども販売する予定。

ガリガリ君は小学生に人気のあるキャラクターなので、
バンダイが赤城乳業に働きかけてキャラクター商品を
どんどん作るつもりなのかもしれません。

ある商品が成功したら、同じブランド名を違う商品にも適用する。

これは、ブランドエクステンションと呼ばれる戦術で、どの会社のよくやる方法ですね。
でも、単純なブランド拡張は、ブランドの焦点が定まりずらくなり、
デメリットも無視できないものがあります。

例えば、ユニクロが初期に展開した「ユニクロスポーツ」という店舗がありました。
安くて、そこそこの品質のユニクロがスポーツ?っと当時思いましたが
採算が悪かったのがすぐに撤退しています。

現実の世界でも、ロングセラーといわれるブランドは拡張をしていないものが多いですね。

でも、ブランドエクステンションのおかげでブランドが強化されることもあるんですよ。

代表例としては、健康エコナとエコナマヨネーズでしょうか。
健康エコナのコレステロールを抑えるという機能が
マヨネーズも出すことによってより強められていますよね。

つまり“A商品が成功したから、A○○○を出す”
というような単純な方法ではなく。

成功した商品の特徴をより印象づけ、ブランドの強みを増強するような
ブランド拡張の仕方が必要でしょうね。

そういう意味では、ガリガリ君もキャラクター商品や、文具などに拡張するのではなく
ガリガリ君のブランドイメージである“アイスで涼しくなる方向”に
増やしていくのがいいでしょうね。

カキ氷機はもう出ているので、
暑い時に使う「ガリガリ君ひえひえシート」とか
「USB扇風機」などの暑さ対策グッズに挑戦してはどうでしょうか?

■今日の出典

バンダイプレスリリース
www.bandai.co.jp/releases/J2007031501.html

 

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ネット服屋の可能性


■今日自腹額 ジャケット1+シャツ2=16200円

ネットで服を買いました。
昔はヤフーオークションで買っていましたが、決済が面倒なのですよ。

そこで、最近はもっぱら楽天で買っています。
リアルより安くて、決裁もスピーディーなので重宝しているのですが、
店舗がものすごく多くて、どこから買っていいのかちょっと迷います。
楽天のトップページを見ると契約店舗が58,000店、ファッションだけでも
数千店はあると思います。

商店街効果なんて言葉もあるように、小さな店でもたくさん集まると
にぎわうことは以前の記事でも書きましたが、これはちょっと多すぎますよね。

■今日のポイント

小集団でその他大勢から抜け出せ

例えば「109」にはエッジのあるガールズブランドが集まっていたり、
「マルイ」には個性はあってもぶっ飛んだものは避けてあったりと
ファッションビルごとの特徴ってありますよね。

これらのファッションビルは
百貨店のようにどんなブランドでも入っているのではなく
ベクトルの近しいブランドが一か所に集ることで
各店舗ごとの強みを出しながら、グループとしての特徴を作ることに成功しています。

■今日の提言

ネットのファッションビルって、あるといいな

楽天市場は、その名の通り市場で、
ありとあらゆる物が一緒に売られている感じがしますよね。

どの店舗も楽天のフォームを使っているからなのか
見た目も似たようなもので、どこに行けば好みの服があるのか
探すのが結構ストレスです。

それを解消するため、ベクトルの近い店舗がいくつか集まって
ネットのファッションビルのようなものを作るのはどうでしょうか。

例えば、ラフォーレのように「とんがってる」ぐらいの緩いベクトルで
20ぐらいの店舗を集めてショッピングサイトを作れば、
楽天市場のごった煮を脱出できると考えます。



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意外にいいかも新国立美術館

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■今日の自腹額 モネ大回顧展 入場料+音声ガイドレンタル=2000円

日曜日に、新国立美術館で開催中の「モネ大回顧展」に行ってきました。
なんでも、日本で行われるモネの展示会としては過去最大級だそうです。
印象派は日本では人気があるので、なかなかの客入りでしたよ。

しかし、気になったのが他の同時に開催されている展示会が
現展や日洋展などの業界向けの展示会が多く、
ちょっと寂しい点ですね。

新国立美術館が出来たときは、近くに森美術館やサントリー美術館などが
あるため“こんな巨大な国立美術館なんて要らないんじゃないの”
という声があったと思います。

そんな声をはねのけ、巨額の施設維持費を捻出するためには
もうひと工夫必要でしょうね。


■今日のポイント

エンターテインメントは集まって賑わう

シネコンってありますよね。
日本の映画館の観客動員数は80年代にビデオの普及により大きく落ち込み
1990年には1億2700万人まで落ちていましたが、
90年代後半からシネコン効果で、1億7000万人まで回復しています。

これは、シネコンの沢山のスクリーンで、アクション好きやラブコメ好きなど
いろんな人のニーズを満たせるようになったことが要因です。


■今日の提言

アートのシネコンを目指そう

新東京美術館はコレクションがなく常設展をもたないため
たくさんのスペースがあります。
大回顧展レベルの展示会も8個ぐらい開けるぐらいです。

そのスペースを生かして、いろんな方向の企画を
同時に開催すべきだと思います。

例えば、
1.エジプトミイラの作り方展
2.人体の秘密展
3.古代中国美術展
4.ゴッホ展
5.イギリス・コンテンポラリーアート展
6.ファッション写真展

のような感じで、企画性のある展示会が同時に開催されると
グッドじゃないでしょうか。


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※今日の出典

ぴあエンターテインメント白書
www.pia.co.jp/souken/pdf/hakusyo06_youyaku.pdf

映画業界の現状
http://kyoto.cool.ne.jp/ushiyan/thesis2.html


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コーヒーだからこそ体脂肪

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■今日の自腹額 香るブレンディ180円

とうとう出ましたね。
体脂肪を抑えるコーヒー飲料「香るブレンディ」の登場です。

実際に飲んでみると、驚くべきことに“ふつうのコーヒーの味がする”んですよ。
体脂肪を抑える飲料は、ヘルシアや黒烏龍茶がメジャープレイヤーですが
だいたい苦味が強くて、おしくはないんですよね。

これは、食後に飲むという「香るブレンディ」のコンセプトを考えると
有利な特徴だと考えます。

つまり、いつものコーヒーの代わりに十分なるんですね。


■今日のポイント

ヒット要因をほかの市場でもやってみる

子供服のナルミヤは、従来キャラクター商品などが多くトレンドとは無関係だった
子供服の市場に、大人用の洋服のトレンドを持ち込み大成功しました。

ある市場のヒット要因を年齢層やターゲットをずらして適用し
ヒット商品を作ることはマーケティング的にはよくあることですよね。

清涼飲料の2006年市場規模は、お茶系が4700億円対して缶コーヒーが7600億円
ですから、いままで無かったのが不思議なくらい有望な市場です。
(出典・富士経済2007データより)

販売元のブレンディは味の素がライセンス販売をしているブランドなので
自動販売機などのチャネルが気になりますが、
そのへんクリア出来れば、かなりセールスを上げるだろうと考えます。

今日の出典元 富士経済2006年清涼飲料水市場データ
http://www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/070216_07013.pdf


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SOX法と新しいヒット商品の予感

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■今日の自腹額 カードホルダー1450円

最近は、どの会社もSOX法の施行に備えているためか
社員カードの携帯が義務になっていますよね。

僕が在籍している広告代理店でも多分にもれず、カードフォルダにカードをいれて
ぶら下げれいるのですが、この会社支給のフォルダがかっこ悪いんですよ。

そこで、この間ビーナスフォートに行った時に
コムサデモードでカードフォルダを買いました。

■今日のポイント

ブームの先の小判鮫を狙え

携帯電話が爆発的に普及し始めた時に、同時に売れ出した商品があります。
そう、携帯ストラップです。
携帯電話が売れ出した時に、次にはストラップが売れ出すと予測できた
企業は大きな利益を手にすることができたんですね。

このように、大きなブームにのって小判鮫のように売れ出す
周辺商品があらかじめ分かれば、ヒット商品を作り出すことができます。

■今日の提言

女性用アクセサリー調のカードフォルダってどう?

SOX法の施行が近づき、カードフォルダを使う会社はさらに増えていくと思われます。

カードフォルダは毎日使いますし、とても目立ちますよね。

そこで、単なるヒモ製のダサいカードフォルダではなく、
首飾りのような装飾がついたものや、革製のシックなデザインのものなど
ファッションアイテムとして捉える必要があると思います。

いち早く携帯ストラップを扱った会社が大儲けしたように、
今のうちから商品化すればチャンスだと思うのですが
いかがでしょう?

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冷たいコーラの危うい戦争

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■今日の自腹額 コカコーラゼロ140円

この間ブログに書いた「ペプシネックス」に対抗して、早くもコカコーラから「コカコーラゼロ」が発売されました。

この2社はよく似たような商品を出してますよね。ライバル同士なので当たり前のような気がしますが。マーケティング的には、かなり「危うい戦争」なんだと思います。

コーラを巡る両者の争いは、ビジネススクールでも題材になるマーケティングの典型例といわれています。

特に、コカコーラはリーダーの戦略をとる典型的な企業です。リーダーの戦略というのはマーケティングの定石で、リーダーなのにチャレンジャーの物まねをするところに特徴があります。

例えば、ホンダが特徴のある車を出してもトヨタがすぐに物まね。トヨタのほうが金持なので、性能も仕様もトヨタのほうが上になり売れる。

という具合で、マーケットリーダーが勝ち続けるには有効な戦略です。

日経POSデータ2006によると、炭酸飲料のシェアでコカコーラは27%、ペプシは9%です。リーダーの戦略によると、「ペプシネックス」に対して物まねの「コカコーラゼロ」を出すのは当然ですよね。
ただし、それは炭酸飲料以外の清涼飲料全体で考えると、妥当な戦略と言えるでしょうか。

コーラーを含む炭酸飲料の市場は、ピークだった97年に比べ2割も減っています。2004年にコカコーラ発売したC2もカロリーは“19Cal”でしたが、売行きはぱっとせず今はありません。
それに、清涼飲料では健康志向や機能性消費がヒットするようになっています。
だから“とりあえず健康には悪くない”というコーラ陣営の主張はあまり消費者に響かないとおもうんですよね。

つまりカロリー競争は、コーラの市場を拡大させない戦争とだと考えます。

コーラ両社は、健康や機能性以外の新しい競争軸を出していかないと、さらに市場が小さくなっていくと思うんですが、、、、


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新商品企画法をご紹介

先日、地ビールの話で頂いたコメントを着想にして「金券ショップ」の商品企画を考えてみました。
とはいえ、金券業界の知識はほとんどないんですよね。
消費者的として知っているのはビール券、百貨店のお買い物、図書券ぐらいでしょうか?
あとは、金券とはいえないかもしれませんが、映画やスポーツのチケット、レストランなどの株主優待券、航空機のチケットや新幹線の回数券なども、金券ショップで買えるようです。

ところで、金券ショップって他人が作った商品を扱うわけですから、なかなか差別化しづらい業界ですよね。
そこで、自社企画の金券を発行して、企業に売り込むというのはどうでしょうか?

そこを出発点に、以前読んだ「パワーコンセプト」の企画法を参考に
いくつか考えてみました。

1.エクステンション
ビール券って金券の定番ですが利用するのはおもに親父です。
もっと若い世代にビール的なあって困らない定番がないでしょうか?
たとえば、孫にあげるゲーム券、娘の誕生日に携帯通話券
ipodミュージック券など。ビールとは対象者を変えて、ワイン券

2.トランスファー
海外からの例を適用すると、アメリカではネットオークションの
eBayではありとあらゆる金券をネットオークションで買うことができます。
そこで、金券のネットオークションを始めるというのは。

3.マトリックス
ヒット要因を掛け合わせてみると、インターネットの便利さと
金券の価値を掛け合わせて電子金券とか。
海外でよくある、スターと食事ができる券などのチャリティ企画物とか

4.ホモロジカル
ヒット要因を複数掛け合わせたスーパ-銭湯のように意外性の組み合わせで、
チケットではない野球券やサッカー券
健康ブームとの組み合わせで、ヨガ券やエステ券などもいいかも

5.主流傍流法
主流でヒットしてる商品から連想し「お取り寄せ」のヒットからお取り寄せ券
ユニクロの繁栄からユニクロ券。セカンドライフのヒットからセカンドライフの
土地券
とか。メタボリックな人にスポーツジム券をプレゼント。

6.強制関連
まったく関係の無いものを掛けるラーメンライス的発想で
ペット券、家具券、マンション券?? 

7.マイナーチェンジ
なじみのものを改良して地ビール券、プレミアムビール券。高額所得者層へ
100万以上の高額百貨店券

うーん、いざ真面目に考えるとなかなか30分程度では、なかなかいい案はでないですね。
でも、商品コンセプトを考える過程は追えたので、今日はそれでよしとしたいと思います。(^^)


 


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移動する美術館に行きました

 

Nomadhic2_2 

■今日の自腹額:入場料1800円

行ってきました、お台場にできたノマディック美術館。
カナダの写真家グレゴリー・コルベールの写真や映像差作品を主体にした、美術館というより個展に近いものですね。6月末までやっているのですが今週末も大人気で長蛇の列でした。
でも、日本では無名に近い写真家の個展に近いイベントにも関わらずなかなかの盛況ぶり。

何故なんでしょうね?Nomadhic3_2

■今日のポイント

ただの写真展を、一大イベントにしたコンセプト設計。


ノマディック美術館は、確かに写真自体のクオリティは高いですね。しかし、作家性が強すぎるため一般受けはしずらい作品だと思います。(まん中の写真参照)Nomadhic1_2
それが、なぜこんなにヒットしているかというと、コミュニケーション設計の妙技ですね。

そんなコンセプトの妙味を以下のように整理してみました。

商品:個展レベルの作品を演出の妙味で、神秘の空間にまで高めた。(上の写真)

パッケージ:使用済みコンテナを使い、世界各地を移動して興行。(下の写真)

↓↓↓↓↓

コンセプト

移動する美術館という前代未聞のコンセプトで、

大いに話題になり大盛況。

 

実際、僕が興味をもったのも作家を知っていたからではないんですよ。実は、フリーペーパーのニュース欄にあった「使用済みコンテナが美術館に」という記事からでした。

意外性がいくつか重なると、とても強いコンセプトになるよい例だと思います。


 


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機能性飲料も戦国時代

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今日の自腹額 ジーセブン×1=120

帰宅途中にコンビニに寄ったときのこと、新しい清涼飲料が出ていたので買ってみました。

キリンから出た「Z7(ジーセブン)」。大人の必須ミネラル「亜鉛」を1日摂取目安量7mg配合した栄養機能食品で522日の発売です。

亜鉛にくわえて、頑張るカラダを応援するアミノ酸1000mgと亜鉛の吸収を助けるクエン酸900mgを配合し、飲み口もちょっと酸味のあるポカリスエットという感じで悪くはないです。

キリンのホームページを見てみるとCMでは野茂英雄を起用。「現役続行」をキャッチフレーズに、亜鉛をとれば年を取ってもがんばれるというメッセージが伝わり、なかなか効果的なCMだと言えます。

現役続行というキャッチをみても、中年のおじさんがターゲットのようですが、この分野はライバル商品が多いですよね。ジーセブンは過去にヒットしたアミノ酸系やカテキン系などのようにヒットすることが出来るのでしょうか。

 

本日のキーワード

 
親を人気者にさせるには、まず子供をスターにする。

 
Z7
(ジーセブン)を見ていると、キシリトールガムをヒットさせたマーケティング戦略の話を思い出しました。実は、キシリトールガムをヒットさせたのはロッテなどのお菓子メーカーではなく、キシリトールの原材料メーカーであるダニスコという北欧の会社なんですよ。

ダニスコでは歯科医師によるシンポジウムを開いたり、ニュース番組で特集番組を作ったり、キシリトールを売るための戦略的なPRを繰り広げました。
その結果、お菓子メーカーがガムを作らざる終えない状況になり、各社からキシリトールガムがでてダニスコは大きな売上を手にしたんですよ。

つまり、機能性商品をヒットさせるには子供にあたる原材料を、ヒットさせるのが近道なんですね。

 

今日の提言

男女の更年期に効く「亜鉛」をブームにする


牡蠣を食べるのは更年期にいいそうです。牡蠣には亜鉛が沢山含まれていて、食べると疲労が回復や男女の更年期に体調不良に効くんですね。
世の中のトレンドをみても、団塊世代が大量退職を迎える高齢化の時代ですから、男女ともに更年期は問題になるでしょう。その問題点を世間に訴えるPR戦略をとり、亜鉛がそれに有効な成分だということにしまう。
そうすれば、並みいる健康系飲料に差別化を図ることができると考えました。


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