次のカップめんを考える(3)
リーダー企業の立場で考える、次の時代のカップめんとは。
前回と前々回の分析を、SWOTにまとめてみました。
このSWOTというのは、企業の持つS(強み)、W(弱み)、O(チャンス)
T(脅威)を抽出して、そこからアクションプランを考えるための仕組みで
網羅的に考えるにはグッドなフレームワークです。
マーケティングの基本ですが、なかなか奥深くて使えます♪
■日清食品のSWOT
強み:50を超える高いシェア 複数のロングセラーブランド 商品開発力
弱み:最近の新商品の失敗
驚異:市場の成熟で成長しない 体に悪いとの思われている
団塊世代に売れていない カップ麺はゴミになると嫌われている
チャンス:健康指向の強まり 環境意識の高まり ジャンクフードは根強い人気
アンチエイジング
日清食品はシェア50%の強力な業界リーダーです。
リーダー企業に有効な戦略として市場拡大があげられます。
つまり、今まで買っていない層に買ってもらうか、買っていない理由を解消することが
市場の拡大につながるんですよ。
●オプション1
健康指向×団塊世代に売れていない×ジャンクフードの人気
高まる健康指向とジャンクフード自体の人気は根強いのをとらえ
カップ麺を買わなくなった団塊世代に「健康カップめん」を提供。
カロリーを抑えた大豆のめんと、従来の常識を覆す量の野菜で
食べるほど健康によくなる。
毎日の食の用意が大変な高齢者も大助かり。
●オプション2
ゴミを出したくない×環境意識の高まり×ジャンクフードの人気
環境に対する意識の高まりのせいか、カップ麺で出るごみがヤダという
顧客が予想以上に多い。
そこで「袋タイプのカップ麺」はどうだろう。
環境への意識は男女問わず高くなっているので、
袋タイプのカップ麺をだせばその問題が解消されます。
それに、今までの袋めんの弱点である
具が入っていない&食べるまでに時間かかることが解消されます。
詰め替え用カップヌードルなども出ていますが、
初期導入に手間がかかるのでたぶん失敗するでしょう。
こちらの方がカップ麺市場のすそ野が広がると考えます。
●オプション3
ジャンクフードの人気×アンチエイジング×団塊世代のカップ麺離れ
団塊世代の中でも、とくに女性のカップラーメン比率が低いのが気になります。
しかし、彼女たちの世代はカップヌードル第一世代
ジャンクフード自体には抵抗はないだろうと考えます。
そこで、団塊女性たちの間でもてはやされている、アンチエイジング効果のある
食材を入れた、カップ麺はどうでしょうか。
普通のカップ麺に比べ単価は高くなると思いますが、
コンビニの麺類にたいしても明らかな競争優位をもつ商品になると思います。
| 固定リンク
「商品企画」カテゴリの記事
- ケータイカメラ活用アイデア(2007.09.30)
- おもしろいコンビニが欲しい(2007.08.27)
- ヘアサロンで鏡が液晶になると(2007.07.29)
- こんなデジカメほしいな(2007.07.14)
- 次のカップめんを考える(3)(2007.07.02)



コメント