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2007年8月

おもしろいコンビニが欲しい

最近コンビニに行って思うことがあります。

「なんで、こんなにどこも同じなんだろう?」っと

コンビニ業界って成長が完全にとまり
成熟した業界ですよね。

だから、各社規模の拡大よりも

利益率を上げるPOSでの顧客データの管理や
プライベートブランド比率の
アップなどに取り組んでいますよね。

でも、この辺ってどこもやっているので
あまり、セブンじゃなきゃとかローソンじゃないと困るって
状況はないのが現状です。

そうすると、価格交渉やプライベートブランドの開発力など
規模が大きくなるほど有利に働きます。

消費者としては、ちょっと退屈な世界です。


■今日のポイント

競争が激化すると、細分化がキーになる。
×
時代はらせん的に繰り返す。

マーケティングのセオリーでは
成熟して過当競争になった業界では
市場を細分化するのが有効です。

そして、昔あった物がパワーアップして戻ってくるという
「時代はらせん的に繰り返す」原則が確かに存在します。


 

スカイラークが一世を風靡した外食業界でも、
ファミレスの繁栄と没落という
似たような現象が起きましたのよね。

だから、今は個人店なみに個性的な系列店が沢山あります。

つまり、画一的が限界まで進むと
「もー、同じ店にはあきたー」という反応が起きて
昔あった個人商店のような個性的な店が
増えてくるわけです。

たとえば、女性専用のコンビニや、
健康食品系コンビニ、ご当地商品だけ置いているコンビニ
デザイン性の高い商品のコンビニなど

もっと個性的な店が出てこないかなーっと思う今日この頃です。


 

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戦略よりも やっぱ現場のやる気

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■今日の自腹額 古牧温泉 一泊 たぶん15000円ぐらい(切符とセットのため推定)

忙しさにかまけて、つい間が空いてしまいました。
日々の消費行動がテーマの当ブログはネタは豊富にあるんですが
油断すると、更新が滞ってしまいます。

気を取り直して、今日は帰省中に泊まった、青森県「古牧温泉」の話題です。

ここは歴史のある古い温泉ホテルなんですが、
最近は集客に苦戦していました。
そこで、あのホテル&旅館の再建で有名な
「星野リゾート」に再建指導を仰いだってー話です。

でも、再建といっても古牧温泉はかなり巨大なホテル
建物を直すの程のお金は無かったようです。

そこで、温泉を奇麗にしたり
青森文化のライブを見ながら食べられる
ディナーショー形式の夕食を取り入れたりと手作りで
頑張ってる感じがしました。

Photo

↑ 食事をしながらねぶた祭りの踊りを体験中。

それにもまして、感心したのがホテルの従業員の方たちです。

やっぱり、サービス業ですから、どんなに立派な設備を作っても
サービスが悪いともう行きたくないですよね。

これは、星野リゾートの再建手法の特徴なんですが

もともと働いている人たちがアイデアを出し、

自らサービスを作ることで、やる気あふれ現場を作る。

というわけで、古牧温泉の方たちも
モチベーションを高く仕事に取り組んでいるように感じました。

僕が体験した限りですが、再建は軌道に乗っているんでしょうね。


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美味しい清涼飲料って新しい?

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■今日の自腹額 KIRIN世界のキッチンから 150円


キリンから出た「世界のキッチンから」を
飲んでみました。


僕が飲んだのはディアボロ・ジンジャーという商品
なんですが、これがちょっと衝撃的でした。

よくあるジンジャーエールとは段違いの
強いショウガの香りと味わいで
単純に飲み物として美味しいんですよね。

この商品は、清涼飲料の歴史を変える可能性がありますね。



■今日のポイント


競争が激しくなったら
新しい選択基準をつくろう



清涼飲料は、機能性飲料が成長株ですよね。
燃焼系などのアミノ酸から始まり、
特保のへルシアや黒ウーロン茶などの健康系
目の疲れに効くものなど、色々ありますよね。

この機能性飲料の登場で
みんなが飲み物を選ぶ基準が一気に変わったのは
記憶に新しいところですね。


清涼飲料みたいに、
次々と新商品が出るすごく過当競争の市場では、
消費者の選択基準自体を変える戦法が有効です。


「あー、これ美味しー」という飲み物としては
ごく真っ当なことが、清涼飲料では画期的なことだと考えます。

それに、美味しい飲料という新しいカテゴリーが出来ると
個人的にもうれしいですね。

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ミニシアターって儲かるの?

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■今日の自腹額 映画「アズールとアスマール」1800円

このあいだ、ジブリが配給しているフランス人監督の
アニメをみてきました。
「アズールとアスマール」という、中東を舞台にしたアニメです。

ストーリーは、日本のアニメではありえないぐらい単純で
なかなか新鮮な感じでした。

上映していたのは、渋谷のシアターアンジェエリカというミニシアターです。
客席数は100席あまりと、小さな映画館ですが、
渋谷ってミニシアターが多いんですよね。

調べてみるとなんと17館もあります
映画はよく見ている僕も4つぐらいしか行ったことないんでしょね。

みんな経営はちゃんと出来ているんでしょうか?

■今日のポイント

弱者でも、集ると日本一を目指せる

目黒通りって家具屋がたくさん集まっていますよね。
沢山あることで、商店街効果が発揮されて
週末にはたくさんの人が歩いています。

さらに、周辺の店が集まって、年に一度共同イベントを開いたりしていて
すっかりインテリアの聖地として日本でも有数の地域です。

渋谷のミニシアターも数をみると世界有数の規模でしょう。

でも、本当に映画が好きな人以外、存在も知らないと思うんですよね。

しかし、最近の日本映画の復活から見ても、
みんなハリウッド大作には飽きが来ているので
ミニシアターの上映する、個性的な映画にもチャンスがあると考えます。

単独だと弱小でも、ミニシアター映画祭などの共同イベントなどで
大きな話題をつくることは可能だと思うのですが。


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歌うアイスの戦略

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■本日の自腹額 アイス500円

渋谷のマークシティに行った時に
歌うアイス屋「コールド・ストーン・クリーマー」にいってきました。

お客さんの前で歌いながらトッピングをする
変わったスタイルのアイス屋で、ニュースなんかでは聞いていましたが
実際いくのは初めてです。

この店のポイントは“オモシロソー”で作る感性価値ですね。

感性価値を作って、まずお客さんを釣ちゃっおう


ここのアイスは以外に本格派で結構おいしかったんですが、
世の中にアイス屋さんはたくさんあります。

そーなると、まず食べてもらうということが、難しくなりますよね。

推測ですが
“俺たちのアイスには自信があるんだけど、
食べてもらわないことには伝わらない


という時代がコールド・ストーンにもあったんでしょう。

そこから、アイスとエンターテーメントを組み合わせる
かなり、意外なビジネスが生まれたんでしょうね。

商品には自信があるが、
最初の壁が越えられない業界って他にも沢山あるので、
コールド・ストーンの取り組みは参考になりますね。

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安全が売りのスーパーってないの?

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先日、うちの近くの祐天寺に行った時のこと
駅前に自然食品のスーパーがあるのを発見しました。

F&Fという名前の店で、無農薬の野菜や
無添加の食品がたくさん置いてありました。

店構えも悪くなく、従来の自然食品の店に比べて種類も
豊富なんですが、やっぱりかなり高いいんですよね~
値段にすると、普通のスパーの軽く2倍以上はします。

最近、中国製食品が世界中でトラブルを起こしているので
食の安全は気になるのですが、こんなに高いと
ちょっと躊躇しますよね。

■今日のポイント

ユーザー視点で考えると
物事が違って見える。

ちょっと古い話ですが、ホンダおステップワゴンや日産のセレナのような
ワゴン車を売る時には、車の性能なんてほとんど広告で言っていませんでしたよね。

「ワゴン車を買うと、こんな楽しい生活が送れますよ」というように
モノより体験を売りにしていました。

日本人が豊かになり、みんなに物がいきわたった現在では
こんなふうに、買った人をどんな状態にしてくれるのかを伝えることが、
キーになります。


■今日の提言

そう考えると、自然食品の店ってかなりプロダクトアウト
つまり、メーカー中心の発想だと思うんですよ。

みんなが、ほしいものって「自然食品」じゃなくて「安全な食生活」ですよね。

そいうふうに、顧客の視点で考えると無農薬ってスペックオーバーな
感じがします。

安全という選択基準で考えれば、別に無農薬や有機栽培じゃなくても
もっとたくさんの農産物が
当てはまると思うんですよ。

値段は従来の1.5倍ぐらいで
バイヤーさんが「安全」という基準で選別した食品を置く
そんなスーパーがほしいなーと思う今日この頃です。


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眼鏡のユニクロ登場か!?

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■今日の自腹額 メガネ一式 16800円 

メガネのレンズが傷だらけになり新調することにしました。

そこで、通りかかった「Zoff」という店に何気なく入っていみたのですが
ちょっと驚くことがたくさんありました。

僕が行ったのは渋谷マークシティなんですが
周囲のイメージにマッチしたオシャレな店舗で、
サービスもよくいい雰囲気でした。

そして、商品(メガネ)のデザインもなかなかいい感じで
若者向けですが、ラインナップも豊富。

なにより驚いたのは、価格の安さですね
僕はド近眼なのでレンズ代が高くつき、だいたいつも5万円ぐらい
かかってしまうんですが、「Zoff」では16800円。
普通の近眼だと一式9800円とと驚異的な安さですね。

でも、眼鏡の仕上げ具合を超細かく見ると
従来の高ーいやつに比べちょっと粗い面もありますので

中の上ぐらいのクオリティでしょうか。

■今日のポイント

低価格で中の上クオリティは売れる

「Zoff」を見ているとユニクロがブームになったときのことを思い出します。

日本のファッション業界も、高価格ハイクオリティと
低価格でロークオリティなものに分かれていました。
でも、多くの人が望んでいる「低価格で中の上」というのが
ボリュームゾーンなんですよね。

そこを突いたユニクロは急成長を遂げ、
一時はカジュアル衣料業界の5割のシェアがありました。

■今日の思いつき

「Zoff」はインターメスティックという会社さんなんですが
ここ数年で急成長をとげ、ここ2年で店舗数が
20店から50店に増え、来期から上場の予定です。

日本の眼鏡業界の市場規模は6000億円あまりなので
今後さらなる成長が期待できます。

こんなふうに、高価格でハイクオリティと
低下価格でロークオリティな商品しかない業界を見つければ
ユニクロやZoffのように成功を収めることができますよね。

たとえば、宝石や結婚式、お墓などの価格が不透明な業界でも
同じようなインパクトが可能でしょうね。



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公共展示会の限界

■今日の自腹額 ガラスの仮面展 入場料500円

日曜日に世田谷文学館で開催されている
「ガラスの仮面展」に行ってきました。

職業柄、アートイベントにはよく出かける僕ですが
漫画関係は初体験なんですよ。
今回は妻が原作のファンということと、
たまには漫画系も見ておこうと思いチャレンジしてみました。

でも、いってみると漫画の原稿や
グッズがちょこちょこ飾ってあるだけで、全然面白くありません。

主催がお役所というのもあるんですが
優良なコンテンツを生かしておらずがっかりです。


■今日のポイント

コンテンツは優れた演出で、体験となる

例えば、ディズニーランドが人気なのは
いろんな乗物にくわえ、
施設全体やキャラクターたちのサービスによって
ディズニーの世界観を体験できることにあります。


ガラスの仮面は、僕らの世代以上にはかなり知名度がある人気漫画で、
コンテンツとしては魅力的だと思うんですよね。

でも、コンテンツが輝くには同じくらい、演出が大切になります。

世田谷文学館でのガラスの仮面展は、
まるで演出家のいない舞台といった感じで
せっかくの役者が死んでいました。

厳しい言い方をすると、税金の無駄使いです。

公共系の文学館や美術館は、
経済成長の遺物なのかもしれないですね。


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ハリーポッターとマーケティング

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■今日の自腹額 ハリーポッターと不死鳥の騎士団 1800円

週末に「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」を見てきました。

ハリーの映画は、初期のものは映画の出来は良くありませんでしたが、
回を追うごとに、映画として見られるものになっており
今回の不死鳥の騎士団は、まあまあの出来ですね。

ところで、映画をみていて思い出したのが
以前聞いたイギリスでの話。

作者の本国イギリスでは、日本以上にハリー人気はすさまじく
マーケティング的に興味深い展開になっているんですよ。


■今日のポイント

起きてから寝るまでが
販売機会。

イギリスでは、ハリーグッズが日本とはけた違いに多くて

子どもたちは、

ハリーの枕で目覚め、ハリーの歯ブラシで歯を磨き
ハリーのマグカップでコーヒーを飲み
ハリーのカバンで登校し
ハリーのノートで勉強をする

帰ってもハリーのゲームで遊び
ハリーの本を読み
ハリーの筆記用具を使って勉強をする

最後にハリーのパジャマで寝る

といった具体に、起きてから寝るまでの間
あらゆるハリーグッズを販売することに成功しているんですね。

キャラクターの影響を受けやすい子どもならではの
現象だとも考えられますが、
「LEON」などのちょい悪ブームを見ていると
大人にも適用できそうな気がします。

例えば、ちょい悪コンセプトの各種グッズを販売して
起きてから寝るまでのラインナップをそろえれば
けっこーいけそうな気がしますね!


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新時代の展示か!? 森美術館

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■今日の自腹額 森美術館入場料1500円

森美術館で開催されている「ル・コルビジェ展」にいってきました。

インテリアと建築好きの僕的には見逃せないイベントですが、
展示の仕方「体験展示」的ですごく面白かったです。

建築模型を展示してあるだけでなく
コルビジェのアトリエや、建築したアパートの一室が
実物大で再現してあり
従来の美術展示を超える可能性を感じました。

■今日のキーワード

展示から体験への進化

最近、体験をベースにした施設の人気が高いですよね。

行動展示という新しいコンセプトで人気の「旭山動物園」や
子供が職業を疑似体験できる「キッザニア」など

従来施設がたんなる展示を見るだけなのに比べ
入場者が自分で体験できることで価値を高めています。

美術館というオールド産業でも、
例えば、ルネッサンス期の貴族の館を再現した部屋に
インテリアのようにバロック絵画を飾ってみたり

ダビンチのアトリエを再現して、
彼の書いた数々の設計スケッチを鑑賞なんてのはどうでしょうか。
なかなか魅力的な感じがしますが。

都内は最近美術館が増えて競争が激しくなっているので
森美術館のような新しい試みはナイスですね。


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その差別化は魅力的?

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■今日の自腹額  アワーズ148円

サントリーから「AWA’S」というチューハイが出ました。

“史上初の泡の出るチューハイ”というちょっと変わった特徴のせいか
広告活動がそれほど盛んではない印象がありますが
アンケートで発売後一週間の知名度が61%と、なかなかの高さです。
(C-NEWS新商品情報)

買ってみたいという人も半数を超えており、
史上初の泡つきチューハイという、はっきりとした特徴もあります。
本来ならヒット商品の予感がするところですが

僕はAWA'Sは短命に終わる商品だと考えています。


■今日のポイント

差があるだけでは意味がない

同じ缶チューハイでも「氷結果汁」というヒット商品は
氷結した果汁を使っているので新鮮な味わいという
顧客にとって分かりやすく実感しやすい
魅力的な差別化をして大ヒットしました。

でも、“泡が出るチューハイ”という差別化要因に
そんな魅力はないと思うんですよね。

泡が出るといったい飲む人にどんないいことがあるのか
分からなかったので、実際に飲んでみましたが、
何もいいことがありませんでした。

マーケティングでは先進的な企業といわれているサントリーですが、
史上初という言葉に冷静な判断ができなかったのでしょうか?

■今日の出典

C-NEWS新商品情報
http://c-news.jp/c-web/ShowArticle.do?did=01&aid=00010514


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