お菓子

ガムの盛り上がりと習慣化

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■今日の自腹額 キシリトールガムボトル 800円

キシリトール入りガムのボトル缶タイプ。
いまでは、当り前のように買っていますが、ちょっと前は存在しませんでしたよね。

キシリトールガムが登場してから、チューイングガムの市場はどうなっているのか
ちょっと調べてみました。

チューイングガム市場は、2005年で1524億円(出典:富士経済)。
そのうちキシリトールなどの入った機能性ガムは80%を占め
1200億円あまりと言われています。
2003年の市場規模が614億円だったことを考えると、なかなかの成長市場ですよね。

それには、虫歯予防という機能性をうまく販売につなげるための
“ターニングポイント”があります。


■今日のポイント

習慣にすると普及する

キシリトールガムの登場は確かに、
停滞していたチューイングガム市場を盛り上げました。
しかし、3年前とくらべて市場規模が倍になっているのは

ボトル缶タイプによって、生活習慣に入り込んだことがキーポイントになっていますね。

10個前後が入ってばらで売られているタイプだけだと、
買いに行く手間があるため、なかなか「習慣化」までは難しいでしょう。

そこで、大量のガムをボトルで売るという発想で
食後にキシリトールガムをかむ習慣を家庭に普及させることに成功したわけです。

■今日の提言

毎日届く、ヤクルト戦法。

体脂肪を下げるお茶やコーヒーなど、最近は機能性食品が
増えていますよね。
でも、ヘルシアなどを毎回忘れずに買うのはちょっと大変です。

だから、ビールのパッケージのように6本や12本入りを売ることができれば、
もっと生活習慣に入り込めるのではないでしょうか。

牛乳やヤクルトのように毎日届けるなんて方法も有効だと考えます。
朝起きると黒烏龍茶なんかが毎日届いている
なんだか、体重が減りそうな気がしません?

・今日の出典

オーラルケア市場データ(富士経済)www.group.fuji-keizai.co.jp/press/pdf/041006_04061.pdf

住友商事広報発表
http://www.kanebo.co.jp/release/files/050829_61/contents/050707.pdf

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”ピノ”ロングセラーの秘密

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■今日の自腹額 ピノ×1=100円

森永乳業のロングセラーアイス「ピノ」発売されたのは1976年まで僕同じ31歳なんですね。
さらに発売以来売れ筋商品の地位をキープ、2007年の日経POSデータで1位にランクインしています。季節ごとに大量の新商品が投入される、アイス業界で30年ヒット商品で有り続けるには周到なマーケティング戦略があるんですよ。

■今日のキーワード

ヒット商品は2度作る

単なるヒット商品から、ロングセラーに進化するには何が必要なのでしょうか。
「ピノ」の取組には、ヒットを長持ちさせるためエッセンスが詰まっています。


□長い年月を耐えるファンの育成

mixiで検索すると「ピノ」をテーマにしたコミュニティが結構あるんですよね。
「pinoを食べよう。」(1312人)、「ピノ大好き」(947人)、「Pinoピノ大好き」(325人)、「★星型ピノ発見★」(278人)、「黄pinoが好きだぁぁぁぁぁ!!!」(48人)……(※コミュニティ参加人数は3月22日現在)


□ブランドを活性化させる新商品の投入

2006年から「ピノ」ではマロンやイチゴ、抹茶など季節ごとに限定商品を投入しています。店頭では単品よりも、バリエーションがある方がブランドの勢いを感じる。
そういうマーケティング上の心理法則を見越した商品戦略でしょう。


□顧客と一緒に歳をとらない方法

発売して31年もたつと、顧客もだんだん大人になってきてアイスを買う頻度がへってくるでしょう。ピノではそれを見越して、若いターゲットを掘り起こす戦術をとっています。
例えば「願いのピノ」は、1箱6粒の中に1粒だけ、稀に星形の粒が入っていて、「出会えると願いが叶う」という仕掛けがあり、女子高生を中心に話題を呼んでいます。さらに「ピック占い」は、「ピノ」を食べるために同梱されるピックに1〜72までの番号が振られていて、公式ページで占いが出来るという仕掛け。

こんなふうに、ベーシックな部分は保ちつつ、時代に合わせてブランド鮮度をたもっていくロングセラーマーケティングのお手本のような商品ですね。


 


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